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久しぶり!2週間ぶりで。先週は引越しで更新できんかった。ゲストブックに励ましの書き込みがあって嬉しいやらプレッシャーを感じるやら…。でもそうやって楽しみにしてくれてる人がおるんやなぁと思うとがんばってやっていこう!ってやる気が出てくる。 最近は別におもろいことないなぁ。毎週映画を見に行く。今までいろいろ見た。the enemy
at the gate(邦題スターリングラード)はおすすめ。かなりドキドキ。the blow はあんまり理解できんかったけど、理解できるならものすごく悲しいのかも。ある麻薬ブローカーのお話。俺はまぁまぁだと思った。shrek
はお勧め。かなりおもろい。ストーリーはまるでフェアリーテイルでわかりやすいんやけど、でもなぜか感動してしまう。 今学校でマネジメントをやっている。これがけっこうおもろい。マネージャー(上司)は大きく分けて3タイプあって、民主型、命令型、放任型に分けられるらしい。民主型はみんなと相談していっしょにやっていこう!ってタイプ。命令型はあれやれこれやれって命令するタイプ。放任型は、これがあなたの仕事。じゃあがんばってねといってほっとくタイプ。アメリカで仕事をやめる理由の1位はマネージャーが原因らしい。つまり相性が合わないから辞める、というのが一番多いんやと。日本での1位は確か「人間関係」やったからまぁ似たようなもんでしょう。俺は放任型か民主型がええなぁ。ちなみにこの和訳は俺がしたからあまり的確でないかも。でも放任型は自分に十分なスキルがないとしんどいと思う。命令型は言われたことをハイハイ言ってやってりゃいいから楽やけど、俺には向いてないと思う。まぁ人それぞれやな。 前から書こう書こうと思って忘れてたんやけど、前のホームステイのシャワーはスリル満点やった。なんかようわからんけど、シャワーを浴びている間に誰かが台所なりトイレなりを使って水を流すと、シャワーはお湯しか流れなくなるのである。つまり熱湯。だからシャワーを浴びるときはみんなに呼びかけるのであるが、たまに忘れたりして誰かが水を使うのである。すると突然熱湯に変わるのでめちゃくちゃ熱い。しゃれんならん。ひどいときは1回のシャワーで3回くらい熱湯を浴びせられた。まぁそれも今となってはいい思い出…なのか? コリアンアーミーの話。アーミーではいちおう人をどついてはいけないということになっているらしいが、実際には日常的に暴力が振るわれていると言う。で、俺の友達の一番ひどい体験は、やたらいかついやつにバットでケツを45回たたかれたことだと言う。原因は彼の部下のミス。つまり連帯責任で、部下も一緒にたたかれたらしい。そのあと2週間仕事ができなかった、といっていた。どつくことは違法なのであるが、もしもチクると軍の監獄に入れられると言う。だから誰も言わない。彼に「徴兵制は必要か」と聞くと、軍は必要だけど、志願制にすべきだ、といっていた。しかし政府には十分なお金がなく、軍人の給料はそんなに高くないので、志願制にすると誰も志願しないと予想されている。だから徴兵制のままなんだと。でも軍人になると税金なしで物が買えるらしい。それが特権。 日曜は休み、という風習は未だに深く根ざしていると思う。日本だと土日は店にとっては稼ぎ時やけど、トロントじゃキヨスクは休み、図書館は1時ごろに開いて5時か6時で閉まるし、日曜日は地下鉄動き出すの朝9時ごろ。レストランとかはさすがに普通に開いてるけど、他の店はけっこう閉まってたりする。みんな土日何してるんやろー。 カナダでは多分日曜大工が盛ん。日曜大工のテレビ番組があるし、工具のコマーシャルや、テレビショッピングもある。それにもし仮に日曜大工が嫌いでも、物がよく壊れるので、否が応でも多少は何かいじるハメになると思う。前のホームステイに3ヶ月近くいたけど、その間に壊れたものは、ガレージのシャッター(開けたら閉まらなくなった)、洗濯機、白熱球(いきなり割れた)。あと先生の家でもなぜか突然電気がつかなくなって、直したと言っていた。家は普通に傾いている。先生んちの階段は、見た瞬間、あ、いがんでる、ってわかるし、場所によっては立つだけで、ん、なんか傾いてるぞ、ってわかる。 6.9 今週はちょっと退屈な日常に、ポタリとタバスコが垂れた気がする。 ルームメイトが夜中に腹痛を起こして救急車で運ばれた。最初トイレに駆け込んで「あぁ!」とか言って唸ってて、大丈夫かいなと思っとったら救急車呼んでくれって言い出した。もう一人のルームメイトがいうには前にも激しい腹痛を起こしたことがあるらしい。しかし俺が思うに彼は寝る前に「腹減った」とか言って大量にアイスクリームを食い、そのあとに「のどが乾いた」といって冷たい水を飲んでいたので、ただ単に腹こわしただけなんじゃないだろうか。 できた。何ができたって英語でプレゼンテーション。英語でプレゼンは生まれてはじめてやった。しかし基本的には日本語ですんのとあんまかわらんと思う。ちゃんと準備したらちゃんとできた。テーマはマクドナルド。なんや、しょうもな、みんな知ってるっちゅうねん、と思うかもしれん。だから俺はマクドナルドのウェブサイトと、もう一つアンチマクドナルドのウェブサイトを見つけ出して、比較しながら両者が全く正反対のことを言っている、というようにプレゼンした。ほんでもって難しい英単語とか文章を全部誰でもわかるような単語とか文構造に置き換えたら、トピックはとてもおもしろくしかもわかりやすい、とかなり好評やった。ウェブサイトの方はけっこうむずい単語が多かった。このプレゼンで思ったんは、内容は同じでも、単語を変えるだけでずいぶん難しく感じたり、逆に簡単になったりする、ということである。まぁたった5分ちょいやし、ちゃんとしたプレゼントは言えないんかもしれんけど。プレゼンのあとで先生にグラマーのミスと発音のミスをいろいろ指摘された。間違えへんねやったら学校なんかいかんちゅうねん。 金曜にピールパブで4人で飲んでると、いきなりカナディアンの女の人数人がやってきて、「誰かタトゥーしてる?」とか「結婚したことある?」とか聞いてきた。どうやらなんかのゲームらしい。で、「誰かコンドーム持ってる?」はい、持ってます!同じのをずーっと!で、コンドームを見せると、おおおー!って大歓声が巻き起こって、えらい盛り上がったなぁ。何でも彼女はもうすぐ結婚するらしい。おめでとう。しかし女の人がいきなりやってきて「コンドーム持ってる?」とはねぇ。日本でそんなこと聞かれたことないなぁ。 俺の友達も何人か(何人くらいなのか全然わからんが)この日記を読んでるのであるが、そのうちの一人、K君がたまに反論を送ってくるのである。どうもK君は日本を褒めずにカナダの方がいいとかいうようなことを言うと、我慢がならんらしい、とか書くとまた反論を送ってくると思われるが、俺ぁ別にカナダの方が日本より何もかもいいとは思ってない。それに世の中にはひゃくにじゅうまん通り以上もの考え方があるらしく、俺がここで何か意見を述べたり、思ったことを書くと、その通り、と思う人がいると同時に、いや、それは違う、という人もいて、また俺が全く思ってもいなかった解釈をされることがあることを、経験的に知っている。最初このような体験をしたときは、もうホームページに物を書くのをやめようと思った。というのは反論されるためにものを書いているのではないからである。しかし、上記のように、いろんなやつがいて、人それぞれ違った考えがあるんやから、反論があるのは当たり前やと思ってからは、まぁいいか、と思えるようになったのである。それに反論がまた考えを深めるきっかけにもなるのである。 大教大付属池田で小学生が8人刺殺された、というニュースはこっちでも大きくとりあげられている。俺が見たのはCNNとトロントスターだけやけど、どちらも大きく紙面を割き、写真も数枚載せとる。1995年のサリン事件以来の大量殺人らしい。こういう惨劇の後は心理的な問題が残る場合が多いらしい。確かPTSD(Post
Traumatic Stress Disorder、心的外傷後ストレス障害)とか言ったけなぁ、だいぶ前に本で読んだけど、あんまちゃんと覚えてない。で、精神科医とか、カウンセラーによる根気強い治療が必要らしいけど、被害者が多いと一人一人時間がかかるだけに(中には何年もカウセリングを受け続ける人もいるらしい)、なかなか大変な問題である。もしも怪我だけで、心理的な問題がなかったら、その方が治るのは早い場合が多い、と思う。 友達に連れられて、University of Torontoの講義にもぐりこんだ。偶然にも社会学の講義やってんけど、ほとんどわからんかった。講義は80人くらいでけっこうでかかったんやけど、いや俺の大学で言うと小さいけど、日本でうわさに聞いていたように、学生は手を挙げて、ばんばん発言する。日本のように教壇の前がスカスカになるという「コの字型現象」もなく、前の方も詰まっている。また後ろの方のやつはモチベーションが低いのかと思いきや手を挙げて大声で発言したりする。俺の大学では天地がひっくり返ってもありえない光景である。教授はかなりカジュアルで、教壇に座って足組んでコーラ飲みながら講義する。これも日本じゃ天地が…である。 6.16 今週は別に大して変わったことなかった。ビザの申請手続きが思ったよりややこしくて、エイジェントにいったり、新しいコース申し込んだりして何かと面倒やった。学生ビザを延ばすには学校のレシートがいるんやけど、あんなん行くつもりなくてもお金払ってレシートゲットして、ビザ申請して、そのあとで払い戻したら学校行かずに滞在できるがな!意味ないがな! どうも日記を読んでくれてる人が多そうなので、しょうもないこと書くよりも、日本いる留学希望群に役立つことを書いたほうがよさそうな気がするので、ちょっと書くことにする、けど責任負えないので、自己責任でお願いね。失敗して俺に文句言わないように。 ここんところ1日のアクセス数が連続で100を突破。ありがとう。これは日記のせいなのか?こっちに来た3月からアクセスが増え続けてんねんけど…。たくさんの人が読んでると思うとちょっとコワイ…。 23歳になった…。わりに誰もおめでとうメールを送ってこない…。みっちゃんだけ…。あとキューティハニーさんありがとう。どうやって俺の誕生日を知ったのでしょうか?でもクラスでは俺のためにケーキ買ってくれて、みんなで食べたのだ。あとカードもくれた。日本じゃ誕生日におごってもらうことはあってもおごることはないけど、韓国は誕生日の人がみんなにおごるらしい。イタリアもそうらしい。カナダは日本と同じだと。 ボートクルーズに行ってきた。これは船に乗って酒飲んだり踊ったり夜景見たり、中にはキスしたりしながらオンタリオ湖をぐるぐる回るというもの。俺はけっこう好きなんやけど、今回の船はちょっと小さかった…。やっぱり夏が最高にアツイ!…んやろうなぁ。でも友達の何人かは7月に帰ってしまうので、それがかなり残念…。イタリア人とかコロンビア人とかまた会うことができるのだろうか…。 もうちょっといろいろ書こうと思ったけど、中途半端に長くなってしまったし、何かとごたごたしているのでおしまい。来週は…普遍文法とカナディアンの口約束と車の運転と、リスニングについて、の予定、って書いとかんと自分が忘れてまうのだ。 6.23 またしても引っ越した。カナダに来て3つ目の住家となる。今度のうちはかなり豪邸。2階建てやねんけど、地下があるから実際3階建てと一緒やし、裏庭なんか十分キャッチボールできそうやし、留学生の各部屋にさえテレビ完備。俺の部屋のは白黒やけど。女の子の留学生が一人いんねんけど、そのこのベッドなんかウォーターベッドだったりする。さらに食いたいもんは勝手に食っていいらしい。前のホストみたいにフルーツは毎食一つに限るなんてけち臭いことはいわない。シャワーも1日1回10分以内ってこともなければ、部屋でパソコンしてんのに部屋の電気を消されるってこともなさそうである。キッチンも勝手に使える。お昼のサンドイッチも作ってもらえる。 ロイヤルバンクに用事があって行ったんやけど、えらい行列で20分くらい立ったまんま待たされた。しかもなんか動き遅いししゃべってるし。で、用事が終わって銀行を出て地下鉄の駅まで行ったところで自分のカードを返してもらっていないことに気付いた。なんてこったカードを返し忘れる銀行員とは。で、ダッシュして戻って扉を開けようとしたらどうも重い。顔をあげると女の人が向こうから押さえているではないか。4時で閉店かい、ちくしょー!扉の向こうで"no, no!"とさけんどる。しかし無理やり押して隙間をあけ、すかさず足をはさんで「カード忘れたんだよ!」と叫ぶとやっと押すのをやめて、これこれこうでカードを忘れた、と説明すると「ちょっと待って」と言って中に消えていった。いやいや、俺が行かないと誰が持ってるかわからんやろ。案の定ちょっとして戻ってきて、今度は「行員の名前は何だ?」って知るかそんなこと!名札なんかしてたかどうかさえ見てへんし。"i don't know!"とやや叫び気味に言うとまた中に消えていった。いやいやだから俺が行かないと…。ちょっとしてまたその人戻ってきてやっと、「中に入って」。はぁ…(タメイキ)。で、「どの人?」と聞くから例の行員を指さすと「ここで待ってて」と言ってその行員のところに行ってなにやら話していたがすぐに戻ってきて「彼女はカードを持っていないと言っている。」なんてこった返すのを忘れるどころか返し忘れたこと自体を忘れるとは…。「じゃぁ俺のカードはどこやねん」とカードが入っているはずの財布のスペースを指して話しているとほかの行員が「見つかった」と言って俺のカードを持ってきた。で、俺が取ろうとすると「身分証をみせて」と言う。はぁ…(タメイキ)。でカードは取り戻したが何の謝罪もなし。って先生に話すと、「まだ口座持ってんの?」と言ったあとで、「ロイヤルバンクは評判悪いよ」っつっとった。TDかCIBCに変えよかな…。 大学2年のころやったかなぁ、それまで俺は基礎心理学なんかおもろくない、勉強するなら応用心理学だー、と思っとったが、心理学科の浮田先生の授業を取って、「基礎心理もおもろいやん。」と思うようになったのである。はっきり言ってこんなふうに思わせてくれる講義はそうそうない。その授業はほとんどが認知心理学についてだった。で、記憶のメカニズムとかいろいろやったんやけど、人間はどうしてしゃべれるのか、という講義があった。で、その理由のひとつは人間の脳はしゃべる能力を身につけられるようにできていることだという。言語には普遍文法といって、全ての言語に共通する文法があるという。例えば、全ての言語には疑問文があるとか、肯定文があるとか、数の概念があるとか。 日本にいる時に、初心者の俺にとってリスニングの勉強すんのに何がええかなぁ、と考えとったことがあったけど、リアルイングリッシュは概してどれも難しい。一番むずいのはストリートイングリッシュやと思う。普通の人たちがしゃべってる英語はかなり聞き取りにくい。発音適当やし(俺が聞いたらただむにゃむにゃ言ってるようにしか聞こえなかったりする)騒音が必ず混じる。地下鉄とか、歩道とか。話し声だけが聞こえるってのはせいぜいエレベーターの中くらいである。 カナディアンの口約束って当てにならないのか?俺なんか2回も待ち合わせすっぽかされたし(しかも相手は先生)、毎週学校にやってくる本屋に「発音のテキストはないか」と聞くと「カセット版ならある、もしCDがよければ来週この教材のCD版を持ってくる」と言われて次の週に行ったら「発音を上達させたければとにかくしゃべれ」って、テキストは…?友達なんか45分も待ち合わせに遅れて来られたと言っていた(ちゅうかよく待ってたな)。というわけで日本ほど口約束ってのは大事じゃないのかも…。 カナダの車はかなり丁寧。日本と、というか大阪と比べると。特に歩行者優先は徹底されていて、信号のないT字、交差点は人がいなくても一時停止、誰かが渡ろうとしてたら9割くらいの車は歩行者を優先する。歩行者も自分が優先だとわかっているようで、信号のない交差点を車が来ててもすたすた渡っていく人もいて、俺が見たらあぶねーって思ってしまうのであるが、そういうときに車がクラクションを鳴らすようなことはほとんどない。さらに、交差点じゃなくてほんとは渡ったらあかんところでも車が止まってくれることがよくある。トロントの道路って碁盤上にできててほとんど縦と横にしか道路がない。で、一つのブロックがでかかったりすると、車道を横切りたくなるのである。日本は、というか大阪はいつのまにか車優先になってしまって、歩行者も自分が優先なんて思ってもいないような…。歩道わたってもも右左折の車がじりじりとつめ寄ってきて隙あらば通り抜けまいとしている、というかプレッシャーかけてくる。ちょっとくらい待てよ、こっちが赤んなれば通れるやろが、と思って、そんな車ばっかりでいつもいつもイライラしとったなぁ。トロントでもたまに荒っぽい車いるけど、でも大阪と比べればめっちゃ歩行者にやさしい。 またクラスでプレゼンがあった。今度のはグループでテーマはピッツァピッツァ(Pizza Pizza)。この会社、オンタリオ州で最大手のピザカンパニー。ドミノピザのトロント進出を食い止めているくらい、オンタリオでは強い(ドミノピザもあるけど、ちょっとしかない)。でも先週は引越しやらTOEICやらでなんかしんどくてあんまちゃんと準備できんかって、満足のいくもんじゃなかった。それにピッツァピッツァに会って話をしたいとメールを送ったのであるが、見事に断られ、すっかりやる気をなくしていた。うちはプライベートカンパニーだから情報は公開されない、知りたいことがあればウェブサイトを見ろ、と言ってきた。なぁんてこった、あのロイヤルバンクでさえ会って話を聞かせてくれた、ということだったのに。会って話しても宣伝にならんと思ったんだろうか。というわけでピッツァピッツァ不買運動でもやろうかなぁ。そういや先生もピッツァピッツァ嫌いだって言ってたな。なんちゅうか、greedyな会社やな。そいでも先生いわくマーケティングギミックはパーフェクトらしい。注文先の電話番号が一つしかなく、消費者の頭にその番号を叩き込ませれば、ピザ食いたいなぁ、そうや、ピッツァピッツァの番号知ってるから、頼もう、という寸法になるらしい。で、その番号の叩き込ませ方がパーフェクトだといっていた。どうやるかっていうと、歌にのせて番号を宣伝するだけ。先生はその歌を子供のころに聞かされて、今でも覚えているという。 6.30 あの頃、ほんの1ヶ月ほど前まで、俺らは、何をするにも一緒だった。最初のコースが終わって、ほんの短い休みがあって、また次のコース、それはビジネスコースで俺にとってはかなりハードな授業だった、が始まって少しの間は。あの頃は彼女が帰るのなんて、まだまだずっと先のこと、そう思っていた。思えばいつでもそうだった。時は現実を突如として俺に突きつける。その時が来るまで、また俺は気付かなかった。もうじき彼女はカナダを発つ。彼女だけじゃない、ほかの韓国人も、イタリア人も、コロンビア人も、台湾人も、日本人も。留学生は誰も立ち止まることはない。みんなみんな外国人で、自分の国があって、時が来ればいなくなる。そしてまた時の訪れとともに誰かがここにやって来る。俺の友達の何人かはもうじき帰ってしまうけれど、トロントにはすでに夏休みを利用して英語を勉強しに来る短期留学生が続々とやってきている。別れることは、それも長い長い、次にいつ会えるのか、あるいはまた会えるのかどうかさえわからない別れは悲しいけれど、あいつらが、あいつらの国で、ちょっとした時に、あーそういえばあの日本人、ヘンなやつやったけど、今ごろカナダでなにしてんやろ、元気にしてんかな、と思ってくれれば俺はそいつらに会えてよかったなぁ、と思う。 俺が前住んでたホームステイ、今ではホスト側の家にはエアコンが入っているが、留学生側の家はエアコンなしらしい。あの家倹約というよりケチの域に達してたからなぁ…。 ゲイパレードに行ってきた。2時に始まるって言うから2時にヤングアンドブロア(カタカナで書くとなんかヘン…yonge
and bloor)に着いたんやけど、すでに大群衆。肝心のパレードが見えそうにない。平均身長もちろん日本より高いし。そっからは場所を探すのに大変だった。yongeの裏通りをずっと南下して、建物の裏の階段を登ったりはしごを登ったりしたけどどこもすでに人だかり。ずっとずっと場所を探しつつ南下して、気がついたらイートンセンター(eaton
centre)。なんてこった、俺は何でヤングで地下鉄降りたんだ…。で、そこもめちゃめちゃ人だかりで今度はちょっと東に行ってみることにした。パレードがちょうどそこで東に曲がっていたので。で、何とか交差点の端っこにパレードを見ることのできる場所を発見。かなり運がよかった気がする。つってもそんなにいい場所でもなかったけど。でもなんかだんだん人が増えてきて、後ろからめちゃめちゃプッシュされて、俺の近くにいたジイさんなんか後ろの人にキレてたぞ。 あるときパブで韓国人と飲んでいたときに、目の前に10数人の白人グループが同じように酒を飲んでいて(全員白人だった。レイシストなのか?)、韓国人の友達が俺にこう言った。「たとえ俺らが英語をめちゃくちゃうまく話せても、彼らと仲良くなって、あのグループに加わることはできない。子供のころから一緒に育ってきたのなら別だけど、彼らとは文化も価値観も違いすぎる」 辞書。日本ではジ○○○ス英和辞典が評判よくて人気高くて、俺も高校入学の頃に買わされて大学受験、そして大学2年のパンキョウが終わるまでつかっとったけど、英英辞典のほうがずっといい。といってもネイティブ向けのじゃなくて、ESL向けのやつ。最近めちゃめちゃいい辞書を発見した。oxford for advanced learner's。文法の解説もけっこう詳しい。しかし高い…。アウトレットで40ドルちょい…。そして重い…。学習者向けの配慮がかなりきめ細かく用法もばっちり書いてあるし、似たような語句の意味の違い、例えばcouldとwas able toの違いとか(俺高校で同じだと習ったような気がするけど)、用法の違い、コンピュータ用語、服、スポーツなどイラスト付で、さらにカラーページもあってめちゃ役に立つ。英和だとやたら訳語が多くて絶対覚えきられへんし、例文や用法、文法の解説もどうも信用できん。実際例文を宿題で使って訂正されたり、こっちの英英と解説が食い違っていたり、さらに文法の解説さえなんかおかしかったりする。しかし例の英英辞典、日本で売ってんのかどうかは知らん。表紙は青と赤とオレンジのストライプ。オススメ。ただし初心者にはちょっと…という気がする。ESLレベルでインターミディエイド(中級)くらいまではLongmanの黄色の薄い辞書がオススメ。CD−ROM付でパソコンでも使える。これも日本の本屋で売ってるのかどうかは知りません。とはいっても世の中にはパーフェクトな辞書なんかありえないと思う。だから辞書はできれば2冊あった方がいいと思う。ちなみに俺は大体まず英英を引いて、なんかよくわからんかったら英和を引いて訳語をチェックしている。でも最近はだんだん英和使わなくなってきた。もはや信用してないし。ただ英英ばっかり使ってると、日本語訳ができなくなってくる。単語の意味は理解してるけど、これって日本語でなんて言うんやーって現象が起こるのである。ので訳したい人は英和も常に使った方がいいのかも。そういえば俺が日本の大学にいた時に、バイリンガルの女の子が、英和辞典を引いているのを見て、バイリンガルでも知らん単語があるのだろうかと思って、聞いてみたら「意味はわかってるけど、日本語とのつながりがわからない」との答えが帰ってきた。つまりどう訳したらいいかわらんってことでしょ?で、そのときは英語を英語で理解したらまぁそうなるんやろうなぁとなんとなく納得していたのである。 カナダには多くの外国人が住んでいる。中国人、韓国人、イタリア人、ジャマイカ人などなど。で、親が例えばイタリア人で、子供はカナダで生まれても親がイタリア語を教えれば英語とイタリア語のバインガルの出来上がり、と思っていたけどどうもそんなに簡単ではないらしい。というのは俺のイタリア人の友達が、カナダ生まれのイタリア人(というかイタリアンカナディアンというべきなのか?)がなんかイタリア語のようなものを話す、理解できるけど、聞いたことのない単語使ってきたりする、と言って先生と話していた。先生の親はギリシャ人で、先生はギリシャ語を話せるのであるが、実際ギリシャに行って話したときに、あなたのギリシャ語はどうもおかしい、と言われたらしい。やっぱり外国語ってむずいのね…。たとえ親が親の母国語を教えても、子供が十分にそれを使える環境がないと、完璧なバイリンガルってのはなかなか難しいようだ。 どうも、周りを見ると、日本人はたいてい仲のいい日本人の友達がいるように思う。いやよくわかんないけど、日本人同士、ってのをよく見かける。なんか、俺だけ仲のいい日本人がいないような…。仲がいいのは大体韓国人…。今までクラスでほとんど日本人と一緒にならんかったからか?俺が日本語意地でもしゃべらんからか?ビジネスコースにはもう一人日本人がいたけど、その人あんまり授業に顔出さんかったし。まぁ確かに俺は日本人と仲良くなるよりはほかの国のやつと仲良くなりたいと思ってるけど、そんなんみんなおもってんちゃうの?日本人をさけとるわけじゃないし。で、俺としてはどんどん友達を増やしていきたいんやけど、韓国人の友達ってどこまでいっても韓国人で、どうやってもほかの国の友達ってのが出てこない。だから俺の友達に韓国人が多いんやと思う。割合から見ても韓国人がダントツ1位やからなぁ。俺の学校多分6割くらいは韓国人。ハンザなんか俺の韓国人の友達が申し込もうとすると、すでに学校に韓国人が多すぎる、ということで断られたらしい。あの学校評判が悪いということはみんな知ってるみたいやけど、授業料が安いらしく、けっこう人気なようだ。韓国人が多いとうわさのハンザが韓国人を断るって一体何%に達したんやろ。勉強しないで韓国語ばっかり話して固まってる彼らは彼らでまぁ楽しんでるようなので、それはそれでいいんじゃないだろうか、前は帰れなんて言ったけど。でも俺とは関係ないところでやってね。とはいっても実際のところ彼らも、英語勉強しないと、と思ってはいるようだ。どうも、たぶん、タバコ止められない、っていうの同じように韓国語止められない、って感じなんじゃなかろうか。 最近の韓国人に対する不満。電話に韓国語で出るなよ。やっぱ韓国人からしかかかって来ないんやろうなぁ、ほとんど。「あにょあせよぉ」が"hello"にあたるらしい。ちゅうか韓国語で電話に出るって考えれんなぁ。日本人が「もしもし」って電話に出るか?カナダで。さらには留守電の「メッセージをどうぞ」みたいなんも韓国語で録音してあるし。 英語ばっかりしゃべってると絶対日本語おかしくなる、と俺は思う。日本語しゃべろうとしても英単語が頭の中に一緒に湧き出てくるのである。この前専門学校に見学に行ったときに日本人カウンセラーが説明してくれたんやけど、その人「テュイションフィー(tuition fee)がですねぇ、10ヶ月ですと、フォーティーンサウザウザンド…」ってまぁ気持ちはわかるけど…。あとほかの人で「今電話の線がふさがっています」って日本でそんな風に言ったっけ?多分「今電話使ってるんで」とか「電話ふさがってて」とかちゃう?おかしいと思うのは俺だけ?って感じで俺がどんな日本語話してたのかだんだんわからんくなってきた…。 以下カナダと関係なし。興味ない人は飛ばしてください。 |